英単語暗記
英単語の暗記作業は、特に深く考えないでもけっこうスムーズにやれてしまう人がいます。 私自身もどちらかと言えばそういうタイプかもしれないです。
しかし、別にそういうタイプの人も、他の人と何かつくりがちがうわけではないと思います。 そういう人たちは、特に深く考えなくても、彼らなりの「自然な」方法でやっているうちに英単語が 身につくわけですが、その「自然」にやっている方法が、たまたま、または、経験から学んだおかげで、 英単語を覚えるという作業にとって「理想的な」方法になっている、と言えるのだと思います。
私自身のケースを振り返るに、 「自分には才能がない。暗記が得意な奴はもともと才能があるやつだ」というように才能のせいにしてしまう前に、まずは「根気良く、目にする・口にする・耳にする回数を増やす」という単純なことがきわめて重要だと思います。
あなたは、特にこれといって暗記作業に苦しまずとも、 日本語を日常生活にまったく困らないくらいに、話せるようになったと思いませんか?
それはなぜかといえば、子供の頃から、寝ている時間は別としても起きている間はずっと、日本語を見て聞いて、しゃべって書いて来たからではないでしょうか?
あなたが英語に費やした時間の何百倍も多く、あなたが英単語を見た回数の何百倍も多いくらい、日本語に触れてきたのではないですか?
まあ英語に関して、あなたが日本語でやってきた学習の仕方を真似ようといっても無理でしょう。起きている間中ずっと英語漬けになるような生活を10年続けなさい、英語以外しゃべってはいけないし、英語以外読んではいけない・・・とか言われても、そんなことやれるわけがありません。
でも、なにはともあれ確かに言えることは、暗記が定着するかどうかの1つの重要な要因は、ここまで述べたとおり、「回数」なんですよ。
見る・聞く・口にする・書くのどの手段を通してでもかまいませんが、
英単語に触れる回数をまず可能な限り増やしていくことが、建設的な第一歩ではないでしょうか。
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